大韓民国・全南国立大学の農学研究院への表敬訪問について

2024年9月19日

 9月7日(土)から10日(火)まで、大韓民国(韓国)・全南国立大学(Chonnam National University)の金 潤受(Kim Yoon Soo)元総長が船田 良 農学研究院長を表敬訪問され、会談を行いました。
 全南国立大学は、韓国の食文化と芸術の中心地である全羅南道・光州広域市に設置されていて、農学部、工学部、獣医学部、薬学部などの理科系学部、法学部、経済学部、などの文科系学部、および医学部、芸術学部など19の学部を有する総合大学で、韓国を代表する教育・研究機関です。本学とは、2014年(平成26年)に大学間交流協定を結んでいます。
 表敬訪問においては、特に地球環境変動下における農学と工学の重要性と将来性について情報交換を行い、教職員や学生のさらなる交流について意見交換を行いました。なお、会談には農学研究院の堀川 祥生 教授と半 智史 准教授が同席しました。
 9月9日(月)には、府中キャンパスにおいて、金 潤受 元総長による公開国際セミナーを、農学研究院バイオマス研究ユニットと共に約2時間行いました。講演(題目;Megatrends in Action: The Era of Convergence)において、金 潤受 元総長により、世界における研究のグローバル化の傾向、特に日本、韓国、中国における研究に対する政府の方針や財政的支援の大きな違いについて解説をしていただき、その後活発な質疑応答を行いました。
 今後、両大学が交流協定を通して共に発展することにより、農学や工学における世界トップ研究機関になることが十分期待できます。


(参考資料)
https://wovn-test.office.tuat.ac.jp/NEWS/2014/20150323_02.html
https://web.tuat.ac.jp/~intl/ja/news/entry20150323.html

 

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